りんご農家さんを訪ねて青森県へ。熱い思いと苦労を聞いてきました。
こんにちは!
専務取締役、農家担当の大嶌です。
今年6月青森の契約農家工藤さんより「りんごの黒星病被害が止まらない」と連絡があり、毎年出荷前にはお伺いしますが、今年は例年より1ヶ月早い、8月上旬に青森へ行ってきました。
青森県りんご協会に勤務され自らもりんごの生産をされている工藤さん
先日、NHKの人気番組「ブラタモリ」にも出演されました。
今、青森では薬剤耐性のある「黒星病」が青森県全体で発生し手の打ちようがないとのことでした。
「黒星病」とは果実や葉に黒い斑点を生じる病害で、皮を剥けば普通の林檎と変わらないのですが見た目が悪いことで加工品用として取引されてしまうそうです。
黒星病の被害にあった林檎の果実や葉っぱ
それでも契約農家の工藤さんは若い生産者を集め日々対策を練って前に前に進もうとされていました。
特効薬がない中、試行錯誤されている生産者の話を聞かせていただき、何とか力になりたいとお話をさせていただきました。
傷があっても味は1級品と同じなのに1年かけてわが子同然に育ててきたりんごが、見た目が悪いという理由だけで捨て値で取引されるのは納得いかないし悔しい思いでいっぱいになりました。
黒星病による被害を受けたリンゴ達
青森県の契約農家のみなさま。
青森のりんごを全国に広めようと日々努力されています。
こういった生産者の苦しみをお客様に伝え、理解していただくのも大嶌屋の仕事のひとつです。
生産者と共に共存する為にもこの危機を生産者と共に乗り越えていきます!
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