「猛暑による青果物への影響」についてのお話です。
異常気象
近年の異常な暑さが、果物の品質や収穫量に深刻な影響を与えています。農家さんも果物を守るため様々な対策を講じています。
こんにちは!物流管理部の濵瀬です。
農業や畜産業、水産業にまで猛威を振るっている近年の記録的な暑さ。おおしま屋は特に果物や野菜と関わり深いからこそ、様々な情報を目にし、耳にします。
愛情込めて育てたぶどうが……
今の時期は、熊本のぶどうに大きな影響が…!悲しいことに、ことごとく実の着色不良が続出しているんですよ( ; ; )
見てください!ひと目見てすぐにわかるほど、色の付きがバラバラ。濃淡に差があったり、粒によっては果皮がシワシワになっていたりと至る所に爪痕が見てとれます。
高温が原因の着色不良は糖度へ影響しないようですが、味が良くてもやはり大事になってくるのは果物の品質と見た目。「喜んでいただける巨峰ができない!」という農家さんが相次ぎ、7月は全体量の半分しか出荷できない前例のない事態となりました。
今まで以上に農家さんと協力を
この異常気象が、農家さんにとって大打撃…!生活に関わる為、たまったもんじゃありません。気温や気候が同じ年はないため、毎回やり方を変えるのですが、なんせ日中は暑くて作業できず対応が追いつかないとのこと。
そして、すでに数ヶ月先の冬みかんやりんごにも影響が及んでいるんです!!強い日差しで皮が焼け、着色不良や害虫の大量発生などシーズンが違う果物にまでダメージを与えています。
異常気象の影響を受け、今まで以上に農家さんと密に情報交換をし、すぐに取り組める最善の方法を最速で考え動いていくことこそ、私たちがすべきことなのだと痛感しました。
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