今回は熊本県和泉地区の農家さんより「もも」のお話です!
西川農園さん
ご家族6人で栽培され、西川さんで4代目。昼夜の寒暖差が大きく、肥沃な土壌に恵まれた熊本・和泉地区で、味・見た目・香り・食感など「五感」で満足感を感じられるような桃を栽培されています。
こんにちは! 新入社員の古川です。
5月末に、桃の生産者である西川農園さんのもとへ研修にいきました。
農業の一端を知る、 桃の袋がけ体験
頭上すれすれを雲のように桃の木が覆うハウス内。そこで体験させていただいたのは、虫や傷から守ることや、日を当てすぎないようにするために、成熟前の青々しい桃に袋をかける作業でした。
大事な桃に頭をぶつけないよう、ひたすら低姿勢で移動!腰を落とし、上を見上げながら行う作業は思うより数倍大変です。
さらに、一本の木に成る桃は1000玉もあるそうで、「コレ終わんなくね?(゚∀゚)」と心の中で弱音がポツリ。しかし進めていくうちにコツを掴んできて、なんだか楽しくなりまして、二日間で約5000玉もの実に袋がけをすることができました。
ふと見渡すと、緑の木に袋の赤い色が映えて、その達成感ときたら。農業っていいな……!!
農家さんの強い想いが美味しさの素
作業途中、西川さんから様々なこだわりを聞き、その技術を垣間見ることができました。
袋がけの段階で、出来が良くないものは間引くのですが、外見をサッと確認しただけで、「これは実のバランスが良くない、中の種が割れている」など教えてくださるのです。そんな一瞬で中の状況がわかるってもう透視のレベルでは!?∑(゚Д゚)
さらに冬場には桃の木の個性を見抜き、それぞれの木にあった育成のために、日の当たり方や実の成らせ方などをパズルのように考慮して剪定するらしく、もう凄いというか 「絶対に良いものを届ける」という強い執念に驚かされるばかりでした。
ふっくら食べごろでそのままかぶりつきたくなります!
大変な作業ではありましたが、達成感のある気持ち良い疲れを持ち帰ることができました。
西川さんの『食べ物は「安全」はあっても「安心」はない。誰が作ったかが「安心」の物差しとなる。その安心を作る側・買う側両方が見つけることが大事』という言葉が印象に残っています。私もおおしま屋の一員として皆様に「安心」をお届けできるよう精進して参ります。
私も桃の木と同じ!個性伸ばしていくぞ!オーー!
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