若手農家さんたちの強い絆 『アシタノスープ栗カボチャ』
いつもおおしま屋をご利用いただき、誠にありがとうございます。
朝晩冷え込むようになって参りまし たが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、世界中が新型コロナウイルスの影響に悩まされた一年でした。
マスクを着用してソーシャルディスタンスを保つという新しい日常が普通になってしまいました。
一日も早い終息を願っています。
熊本県南部を襲った豪雨
そのコロナの最中の7月、熊本は 豪雨に見舞われ人吉・球磨地方を流れる一級河川の球磨川が氾濫しました。
人吉市の中心市街地が水没したり何本もの橋が流される大災害で、多くの農家さんたちが被害を受けました。
球磨川流域の芦北町でデコポンや とうもろこし、カボチャを作っている釜さん。
まだ30代の農家さんですが、この水害で畑が冠水し収穫直前だったとうもろこしとカボチャが全滅して しまいました。
倉庫の農機具も水没して五千万円を超える損害を受け、直後は何から手を付けて良いかわからない壊滅状態だったそうです。
熊本県芦北町で農業を営む
釜さん
豪雨災害の爪痕
駆けつけた仲間たち
そんな時に力になったのが県内 各地から駆けつけた多くの若手農家の仲間たち。
おおしま屋の契約農家も何人も支援に行かれています。
自分の桃やハウスミカンの収穫を後回しにして駆けつけ、終わりの見えない泥かきや後片付け、泥水をかぶったカボチャの収穫、義援金集めなど、色んな形での支援を行ったそうです。
廃業を考えるほどの危機を脱して再起を決意するまでに、仲間たちの支援に勇気づけられたことは間違いありません。
高齢化が進む農業界ですが、今回の災害を通じて、次世代を担う若手農家がたくさん育っていることに気づかされると同時に、強い絆で結ばれていることを嬉しく思いました。
災害の後片付けやカボチャの収穫の手伝い、支援物資の運搬など仲間たちが駆けつけました。
みんなでつくる農業
これからも前向きに頑張る農家 さんとスクラムを組み、美味しいものをお客様にお届けすることで、日本の農業に微力ながら貢献して参ります。
V字回復を目指して再スタートをした釜さんに負けないように、私たちも頑張ります。
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