和歌山県の田村さんより「紀ノ川柿」のお話です!
グリーンジャンクション
田村農園さん
紀ノ川地区で農業法人をされている田村農園さん。
若手の従業員の方たちと年々減っていく紀ノ川柿をはじめ、
果物や野菜の栽培に奮闘されています!
こんにちは!朝晩少しずつ気温が下がり始め秋を感じている農家担当の濱瀬です。 今回は自身初の和歌山県紀ノ川市で樹上完熟“紀ノ川柿”を栽培されている田村さんと田口さんのところにお邪魔してきました。
すでに立派に仕上がっている紀ノ川柿
紀ノ川柿は渋柿を樹に成らせたまま、固形アルコールの入ったビニール袋で一つ一つ包み、完熟させる樹上脱渋という方法で栽培されています。とても甘く、果肉の断面には黒砂糖をちりばめたようにゴマが浮き出ます。 畑にはビニール袋に包まれた柿が一面! 田村さんは約30,000玉!田口さんは70,000玉!聞いているだけで気が遠くなりそうな量…。
黒砂糖をまぶしたような果肉。完熟するとさらに黒くなります。
お二人とも終始笑顔でお話をしてくださる表情からどんな作業も苦労と思っていないこと、1玉1玉の柿に対する愛情を深く感じました。 まだ早い時期ですがいざ実食(笑)。
通常ではまだ糖度ものらず果肉は黒くならないそうですが柿を切ると果肉にはもう黒いゴマがポツポツと♪農家さん自身もビックリ。今年は大玉でいい物ができるとおっしゃっていました。
紀ノ川柿について元気に語る田口農園さん。
いつまでも研究熱心な姿勢に感動!!
実は私、柿が大好き!今の時点でこの甘さには驚愕。
さらに田口さんが50年以上前に樹上で渋を抜く栽培方法の開発に携わっていたことを知り、生みの親が目の前にいることにも驚きと嬉しさを感じました^^
今回、50年以上続く伝統栽培を間近で見て、話を聞き「紀ノ川ブランドを守りたい。農業で地域を活性化したい。全国に美味しいものを広めたい」という熱い志がひしひしと伝わってきました。
未だに研究熱心で気さくな70代の田口さんを見て、私も「頑張れ自分!もっとやれるぞ!」「探求心なくしては成長は止まってしまう」と自分に言い聞かせることができ、本当に大きな学びの経験となりました。
いよいよ10月から出荷スタートです!!皆さまもお楽しみに待っていてください♪
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