母を想う

皆様今年のお盆は、どのように過ごされましたでしょうか。
私は6年ぶりに名古屋から姉が帰省し、姉夫婦と母、妹、私の6人で阿蘇の夢巡荘ゆめおいそうに、1泊旅行に行きました。
母と姉妹一緒に旅行に行くのもこれが最後かなと、今回は終始感慨深いものがありました。

88歳の母は最近物忘れがひどく、2時間前に電話で話したことを忘れて、再度電話をかけてきたりします。
とても弱気になり、いろいろなことを悪い方にばかり考える毎日です。

3人の茶飲友達も、各々地震がきっかけで寝たきりになったり、入院生活をされており、話し相手もいなくなりました。
母を見ていると、生き甲斐とか楽しみとかが、とても大切なのだろうなと思わされます。

幸い私と妹もすぐ近くに住んでいますし、おとうと嫁さんもよく気のつく優しい人で、孫も一緒に住んでおり、周りの人たちと比べれば幸せに囲まれているのですが、今、何を言っても「そうね」という言葉は返ってきません。

これからは、時間があるときは、『いつもそばに居てあげること、無理しない程度に外に連れ出し、気分転換をしてもらうこと』を、どんどんするぞと、心に誓った旅行になりました。

お盆休みも終わり、涼しくなってくれば、いよいよみかんのシーズン到来です。毎年のことですが、緊張感で身の引き締まる思いになります。
まだまだ暑い日が続きます。どうぞ、お身体ご自愛ください。


絵手紙、知り合いにあげるために書いてみました。

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝