天皇献上ネーブルを育んだ熊本県網田地区の明治からつづくみかん農家(5代目益田文彦さん)
農家さんの惜しみない愛情と努力が極上のみかんを生み出す
熊本県網田地区。天皇献上で有名なネーブルを育んだその地で、明治から続くみかん農家があります。農家歴43年になるお父様と、優しく綺麗な お母様と共にみかん作りをするのは、5代目の 文彦さん。今年で33歳になる若手農家さんです。
幼少期からみかん畑を駆け回り育った益田さん。今回は、後継者としておいしいみか ん作りにかける想いを聞いてきました。
すべてはお客様の笑顔と『おいしかったよ!』を聞くために
3㌶(=小学校の運動場、約12個分)にもなる広大な土地に広がるみかん畑をなんと、親子3人だけで切り盛りしています。そこには3000本もの果樹があり、収穫 量にすると、約100トンにもなります。 想像もつかない量を一年かけて育て上げる には、根気と惜しみない愛情が不可欠です。
その気持ちを奮い立たせるものは、ただひとつ。食べていただくお客様に喜んでいただき、「おいしい!」のお声を聞きたいからと益田さんは話されます。
朝から夜まで、365日、果樹と向き合い、子ども同然に育てたみかんは、まさに努力の結晶です。
おいしい蜜柑になるまでには約5年かかる
お届けするみかんは、成人した果樹から収穫されたピチピチの完熟みかんです。赤ちゃんの木(苗木)から完熟みかんが育つまでは、なんと約5年もかかるとのこと。
「雨風、天災に弱い1〜3年目の果樹にはより一層の愛情を 注ぎ、成人した4〜5年目の果樹はたくさんの実を付け美味し く育つようにさらなる手間をかけますね」と話すその表情は我が子を守る親のよう。
そんな愛情を受けすくすくと育ったかわいいみかんたちを手放す時には、どうか喜ばれますようにと願うばかりだと言われます。大きい小さいの個性を味わっていただければ幸いです。
ほんの一握りの特選みかん
全体の収穫量から選びぬかれる特選みかんは、なんと全体の2割程度とのこと。
雨風をくぐり抜け、太陽の光と潮風を果実いっぱいに浴び た蜜柑の味を心ゆくまでご堪能ください。ご自宅用にはもちろん、大切な方へのプレゼントにも喜ばれる逸品をお届けします。
伝統を受け継ぎながらも新時代を切り開く
「4代目である父にはまだまだかないませんね。
基本に忠実に、ブレることなくやり続ける根気には、やはり父はすごい人だと実感し、学ぶことが多い」と言われる5代目の息子さん。それでも後継者として、新しい取り組みや、自分で育てた蜜柑はすべて商品化できるよう様々なことにもチャレンジされています。
後継者不足の中で、育てることの楽しさ、農家のやりがい、そしてお客様の笑顔が見 える蜜柑作りに一生を捧げる若い農家さん をおおしま屋では応援し続けていきます。私たちは、環境を味方に、一歩先を見据え たフルーツ作りをする農家さんと契約し、より美味しくより喜ばれるものを産地直送 でお届けします。
美味しさで繋がる幸せの輪が広がりますように、これからも農家さんと協力して参ります。
益田さんのあま〜いみかんをどうぞ!!
そんな益田さんが育てる網田ネーブルは、希少で人気が高いため毎月お届けの頒布会「フルーツふる里便」のみで出荷しております。
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