どこへ行くコンビニ経営

大阪でセブンイレブンのフランチャイズ店のオーナーが24時間営業が無理と深夜営業の短縮を申し出たとのニュースが流れていました。

夜は寝る時間の私にとって真夜中に開いてる店は必要なく「夜中まで大変だろうにお店を閉めれば?」と思いながら見ていたのですが、問題はそんなに簡単ではないようです。

私がよく使う熊本の都心部から離れた松橋町から嘉島町までの10数キロの道のりでもセブンイレブンが6店舗、他のコンビニを入れると10店舗以上もあります。
1〜2km間隔で1店舗あるのですが、24時間開いてるお店がそんなに必要でしょうか。

人件費が高騰していく重荷はオーナーにしわ寄せが回り、その分オーナー自身やそのご家族という人件費に関係のない人にすべてのしかかってくると言います。

業種は違いますが美容室のチェーン店展開でも同じような事態が起こっているドキュメント番組が流れていました。
こちらも従業員不足でオーナー自身が身を粉にして働く現状と過酷なノルマとの戦いが見てとれました。

見方によれば名ばかりのオーナーともとれるノウハウの整ったチェーン展開。
行き着く先はどこにあるのでしょうか。

自分たちの社名を背負って働くオーナーさんに正面から向き合い、本社だけが利益を吸い上げる仕組みを変える時期が来ているのかもしれません。
もっともそんなことは当たり前とすでに手を打ち始められてはいることでしょうが……。

24時間営業の看板が本当によく増えました。

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝