大嶌屋の中のアウトバウンドとは

今週より、社員と社長の面談が始まりました。

一人一人、心の奥にため込んでいる不安や不満、会社や上司に対する思いなど、気軽に社長と話す場を作りたいなという考えと、私自身が社員の特徴や性格などを知る機会がほとんどなくなってしまったこともあり、始めてみました。

そんな中で素朴な質問がありました。
昨年度の新入社員の女の子からで内容は アウトバウンド (電話営業)についてでした。

「社長がアウトバウンドを続けられる理由はなんですか?途中でアウトバウンドをやめたいと思ったことはなかったのですか?」という質問でした。

正直、今頃この質問!?とちょっと意外な気もありましたが、自分の伝え方がまったく足りてないんだと反省のきっかけとなりました。
いつアウトバウンドを知ったのか、アウトバウンドの魅力はどこにあるのか、淡々と話しながら「あー、これはみんなに知ってもらうべき話だったなぁ」と気づかされました。

当時20代だった私が、電話を使って物を売る仕事に出会い、それに魅了され、一生の仕事となるくらいのめり込んでいった流れと、通販にとってアウトバウンドの恐るべき戦力となるエネルギーはどこにあるのか、近々みんなの前で話をしようと思います。

今、大嶌屋では販売の手段としてのアウトバウンドの役割からお客様からの情報収集、そしてコミュニケーションツールとしての役割に目的を少しずつですが変えていこうとしています。

断りの言葉ごとに切り返しのトーク集を作ったり、販売成績を上げるためにトーク指導をすることに本当に意味があるのだろうかと気づいたからでもあります。

日本でアウトバウンドの先駆者として、それを守り育ててきた者の責任として、本当に喜ばれる電話の世界を極めていきたいと考えています。6期生の子の素朴な質問がその想いに輪を掛けてくれました。

お客様が「大嶌屋は受けてくれる電話も、かかってくる電話も素晴らしい」と言ってくださるように、心のこもった対応を全員ができるよう大切に電話の仕事を育てて参ります。

アウトバウンドでお客様対応するオペレーター

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝