風の丘 大野勝彦先生 10冊目の詩画集が出版されました


パーティーにかけつけてくださった大野先生のお母様


3月10日(土)夕方より、風の丘美術館館長・大野先生の10冊目の詩画集出版記念パーティーが開催されました。

私は4名の発起人の代表ということで完成した本は一足先に読ませていただいてました。
それ以前に何度も再オープンした美術館に行くたび、ダンボール箱いっぱいの下書きや床いっぱいに広げられた原紙を見る機会がありました。
「あー今までの9冊もこんな大変な作業の繰り返しで、できあがっていたんだ」と感慨深いものがありました。
しかし、できあがった本をすべて読み終えたとき、この本は私に別の感動をもたらしてくれました。

これまで2〜3年ごとに出版された本もすべて読んできましたが、今回の本には、特別の思いがあったんだと、何度も何度も涙を流しながらくり返し読みました。

少ない文章の中に、この3年間に先生に起こったさまざまなことがつづられていました。
筆頭は熊本地震、そして妹さんとの別れ、大親友の玄海竜二さんのご病気、先生のことを心から愛しておられた宮崎のご夫婦の話。
そしてもしかしたら最後のプレゼントになるであろうお母様への言葉。
どれ一つとっても先生にとって大変な三年間であったのだと、改めて胸が熱くなりました。

パーティーは予定通り順調に進み、お母様も病院からかけつけてくださいました。
涙と笑いの中、無事に終わることができました。

大嶌屋からも斉藤課長の司会、大嶌屋常務の詩の朗読と、大役をいただきましたが、無事大盛況の中終わることができました。


大野先生と社長・常務・課長の打ち合せ風景


会場を盛り上げた宮崎のひょっとこ踊り

次の11冊目はいつになるのでしょう
それまでの年月で私達にもどんなことが起こるのでしょうか
それは誰にもわかりませんが、本の表紙にある「ー絶望、最悪と思っていたあの時 もう私の幸せは始まっていたー
と先生が書かれている言葉通り、終ってみたらすべてよしとなるよう、すべてのことを受け止めて行ければと願っています。

本は画がほとんどで読む箇所は少ないです。
ぜひ、取り寄せて全て読まれてみてください。
大野先生のいきざま、そして、心の持ちよう、前を向く強さ、たくさんたくさん学びがあります。
何と2冊で3500円の箱入り。DVDまで付いています。オススメです。
ご興味のある方はこちら(大野勝彦 風の丘美術館 TEL:0967-65-5111)

 


『大野勝彦 詩画集 風の丘物語』

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝