我が家のブーちゃんが少しいとおしくなった日

会社に住みついた野良猫から生まれ、里子からはずれたブーが家に来て6ヶ月ほど経過しました。

私は元々、猫嫌いでいつまでたっても可愛いと思えず、そこらへんに居ても無視してきました。
雌猫だったため、そろそろ避妊手術が必要になり連れて行くことになりました。
1泊2日の入院で、手術は無事終わり帰ってきたブーはまるで一枚の布切れのように、ベターッと床に寝続けています。


退院してきたブーちゃん

水だけ少し飲みましたが、食欲もなさそうです。
日頃は家の中のカーテンレールの上に登ったり、棚からモノを落としたりで、眠っているとき以外は走り回ってばかりの子が、ここまでぐったりすると、私も少し情がわいてきました。

「きついんだろうな」「昨夜は眠れなかったんだろうな」とか色々考えてしまいました。
ひざに乗ってくれば払い落とし、甘えるなき声にもシカトしてきましたが、この日ばかりはだっこして、頭をなでなでしてあげました。

もっと可愛がろうと決めた翌日・翌々日、日に日に復活していきます。
もう元のブーになれば私もすぐそんな気持ちはなくなります。
包帯代わりに着せてあったガーゼの服も、今では噛みやぶって、ボロ雑巾のようになりました。

ブーちゃんのガーゼ服がボロ雑巾に

あのいとしいと思った日のことは忘れます。
「のど元すぎれば熱さ忘れる」とはこのことでしょうか?
家族の一人として黙殺していくことにしました。

1月24日、朝焼けの中から一瞬ですが光がすーっと上にあがり….
今日はいい日になればいいなと願いました。

綺麗な朝焼け

本日もお読みいただいてありがとうございました。

感謝