八千代座に行ってきました

山鹿市にある八千代座はテレビや新聞では何度も見たことがありましたが、実際に足を運んだのは初めてでした。

国の重要文化財に指定されている築100年の芝居小屋です。その重圧感に中に入る前から圧倒されてしまいました。さらに中に入れば、天井にはきらびやかな広告?が所狭しと貼りめぐらされています。枡席や花道など初めて見る場所ばかりで感動してしまいました。

実は、この日12月18日(日)は、玄海竜二さん(旅役者)の還暦祝いの催しがありました。11時半会場で、12時半スタートの催しは、延々と17時50分まで5時間以上続きました。

玄海さんの歌、踊り、間にあるたくさんのゲストの方々の歌や踊り、太鼓などなど・・・。全てが感動でした。中でもダウン症の子供達のダンスには涙がこぼれ、隣に母が座っているので大っぴらには泣けずこらえるのに苦労しました。ダウン症の子供達が満面の笑顔で、身体いっぱいで踊っている姿は、ほほえましい反面、胸を打つものがあり、あちこちから鼻水をすする音が聞こえます。

最高は、やっぱり大野先生の講演です。手をなくされたときも、今回の地震も、暗く受け止めず、全てを笑いに変えて私達を明るい気持ちにしてくださいます。本当に辛いこと、苦しいことを受け入れ、真っ正面から立ち向かっている人は優しくなるんだと、先生を見ていると強く思います。

つい先日、大野先生のファンの方から10万円の義援金が振り込まれました。弊社からの手紙で美術館のことを知り、大々的な支援コンサートを開催され、お金を集めてくださっていました。本当に心から感謝です。御礼と報告の中に入れてあった手紙をご紹介します。

とうとう今年も残すところ、1週間余りになってしまいました。
どんな1年だったでしょうか。熊本は地震で大変な年でしたが、これも何か意味があることと受け止め、明るい年越をしたいですね。

今日も読んでいただいてありがとうございました。 
感謝


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