門馬よし彦さんの歌「願い」

門馬よし彦さんの歌「願い」


福島から車で駆けつけてくれました。

 ご自身も浪江町で被災され今も戻ることが叶わない歌手の門馬よし彦さんが、熊本の震災で被災した人を歌で励ましたいと来熊されました。
 ライブ用器具や支援物資をすき間なく詰め、4人で乗り合わせ、運転しながら来られました。
 18時間寝ずに走り続けて、1円でも多く支援に回したいと車中泊する予定だったそうです。
 福島復興支援でご縁があったこともあり、とりあえず自宅に泊まってもらい、コンサートを受け入れてくれる避難所探しからお手伝いを始めました。

熊本は暑いですね、と汗を流しながら熱唱する門馬さん。


1日目は大嶌屋本社で社員に歌を届けてくれました。


 2日目は支援物資を熊本で買うと言われ、城南町のドラッグストアに行くことにしました。
 その買われた品々がかつて自ら避難所生活を2年もされていただけあって、各地からどんどん届く支援物資と全く違っていました。
 目薬・サロンパス・漬け物・ふりかけ・飴・乾き菓子・リバテープ(絆創膏)・耳かき・花火etc…
です。
 皆さん物資があふれている中で「うれしい」「欲しい」とあっという間に終了しました。
 私も一度だけコンサートを聞かせてもらいましたが、素晴らしい歌声とラストの自分で作られた「願い」という歌はとても素晴らしく、泣いてる方もおられました。

「negai〜願い〜」
 作詞/作曲:門馬よし彦 編曲:狩野佑次
 夢であればいいと 毎日目を閉じるよ
 いつも穏やかなふるさとを思い浮かべて
 だけど目に映る現実は変わり果てた姿で
 ため息しか出ないけれど夢中になって歩いている
 数えきれないほど悲しみがある中で
 今少しずつ動き出している 沢山の絆
 一人一人が心を奮い立たせて
 明日へ繋ごうと歩き出している
 涙を堪えて笑う顔には
 人の強さと勇気が溢れている
 どんな風になろうともふるさとが大好きさ
 生まれて育ったこの町の風が大好きさ
 何もかもが流されて何一つ残ってないけれど
 また暮らしたい いつかきっと皆で笑うために
 閉ざされた未来 多くの人の手で少しずつ見えてきたよ
 出来ないことは無いさ 信じる力が
 この町を この国を 包んでいる
 一人一人が心を奮い立たせて
 明日へ繋ごうと歩き出している
 涙を堪えて笑う顔には
 人の強さと勇気が溢れている
 勇気が溢れている

YouTube等でも聞く事が出来ます。是非聞かれてみてください。
いても立ってもいられなかったと言われる門馬さんの歌声は、避難所の方々も聞いていてとても癒されておられるようでした。
感謝感謝です。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

感謝