今月の心温まるお話しが集まりました。

今月の心温まるお話しが集まりました。

今回は、みやざき中央新聞を読んでの感想文を主に出してもらいました。
どれも胸がいっぱいになって泣きそうになってしまうものばかりでした。
その中で飯開さんの感動した話しに、私個人としてとても心打たれましたので紹介します。

心温まる体験談コンテスト
本社 アウトバウンド部 飯開敏雄

ある小冊子に載っていた文章に、心温まるものを感じたのがありましたので、そのことを書きます。
その話は、現在47才の主婦が若い時の話です。
学校を卒業したあと上京し、保母として精いっぱい仕事に励んでいました。
2才以下の小さい子供を受け持ち、一日中クタクタの毎日です。
アパートの3畳の部屋に帰ったら、ぐったり倒れ込む位、心身共に疲れきっていました。
いつの日か、ふる里の山を思い出し、田舎に帰りたいと思うようになって来ました。
そんなある日、アパートの大家のおばあちゃんが、遅番で帰って来た自分に、どんぶりいっぱいのおでんを持って来てくれたのです。

そのどんぶりのあったかさに加えて、おばあちゃんのあったかさに泣けたそうです。
次の日、どんぶりを返そうとしていたら、今度はどんぶりいっぱいの豚汁を持って来てくれたのです。
豚汁をおいしくすすっていたら、ふと田舎の囲炉裏ばたに座っている気分になって来たのです。
帰りたいという気持ちが「私がんばる」という気持ちに変わって来ました。
「子供達の親代わりとして、明るい先生になろう」「私ならできる」
となりました。
どんぶりを返しに大家さんの玄関に立った自分に、おばあちゃんは
「やっとはじめて会った時の、あのいきいきした顔になったね。若い時の苦労は買ってでもしろと言うから、がんばるのよ」
と言ったのです。
あのあったかいどんぶりの中には、自分を思ういくつもの気持ちが込められていたことに気付き、おばあちゃんのやさしさを知ったのです。

これはある小冊子に書かれていた話しです。
胸打たれ、心改めるきっかけなる様な話しは、世の中にたくさんあるのですね。


みやざき中央新聞 1月1日第2583号

みやざき中央新聞も感動の実話で埋めつくされています。
色々な話しも、時折々の自分の気持ちに置きかえて聞いたり読んだりしてみると、生きる糧となる事が多い事を又教えてもらいました。

3月撮影のジューシーオレンジ。冬越しても樹になっているので晩柑と呼ばれます。

何年に一度かの大寒波で、4月5月の主力商品、ジューシーオレンジが壊滅状態です。
昨年の台風以来、今シーズンは生物を扱う恐さを教えてくれました。
早く気持ちを切り換えて現状をどう乗り切るかだけに集中します。

1月25日撮影:大嶌屋の駐車場も雪に覆われました。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

感謝