アウトバウンドという仕事

アウトバウンドという仕事


お電話で商品のご紹介しています

大嶌屋では、一度買って頂いたお客様に、定期的にお電話を掛けて(アウトバウンドと言われています)商品のご紹介をしています。
例えば、今、盛んにテレビCMを流している「温州みかん」
11月に1回目をご購入された方には、12月になると
「”蜜入りりんご”が、たっぷり蜜を含んで来ましたが、いかがでしょうか?とっても甘いですよ〜」
とご紹介する訳です。
家や携帯に電話が掛かる事を、好まない方ももちろんおられます。
それでもこの販売方法は、他社では中々まねの出来ない大嶌屋の強力な武器なのです。
ダイレクトメールだけでは、10人中2人位しか買って頂けない所が、5人位の人に買って頂けます。
それに加え「前のは美味しくなかったよ」とお叱りをもらっても、誠心誠意お詫びし、納得される迄あやまり続けると、お客様は「あなたがそこまで言ってくれるならば」と、買って下さる事も多々あるのです。
大嶌屋のアウトバウンドの営業力は、かなり高いレベルだと思っています。

11月17日本社にてお客様と

そんな中、私としてはお客様に迷惑をお掛けしていないか、少々心配な所でもありました。
先日、お得意様と話す機会があり、思い切って
「いつも掛かって来るお電話は、断り切れずに、ご迷惑を掛けてはいませんか?」
と聞いてみました。
返って来た返事は、私の予想を裏切るとても嬉しい言葉でした。
「そうですね〜。でもあれだけ美味しそうに一生懸命お話しされると、食べたくなって買わずにはおられないんですよ。
それに美味しさで裏切られた事はありませんから、私は楽しみに待っていますよ」

ジーンと来て、泣きそうになってしまいました。
常日頃から
「お客様の話しは、時間を気にせず、しっかり聞いて下さい。話し相手になってあげてください」
と言っています。
皆が、心を込めて話している結果がこの言葉につながっているのかと、とても嬉しくなりました。
”営業”と”コミュニケーション”
両立はとても難しいのですが、上手に使いこなして行って欲しいものです。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

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