生の中国を感じて来ました

生の中国を感じて来ました

3泊4日の中国商業視察の旅は、1日1万〜2万歩も歩くハードな旅でした。人口が日本の10倍、面積は25倍の中国は直近30年で最も大きな成長を遂げています。訪中の目的は、今後アジア進出の足がかりを掴めないかという思いからの第一歩でした。
テレビ等に写し出される上海の高層ビルとはかけ離れた中国の現状には…唖然とさせられる事ばかりでした。
商業施設のビルの売り場にはベビーカーや子供のおもちゃがどこそこにあり、子供連れで販売している店舗がいっぱいです。車道では至る所で絶え間なくクラクションが鳴り響き、6車線の道路や交差点をおばあちゃんや子供達が平気で横切ります。
中国では「勇気優先」という言葉があるそうで私達の運転技術では、車を動かす事も難しいと思いました。
食事は1日目昼・夜、2日目昼・夜、3日目昼・夜、4日目昼と本場の中華料理三昧で参りました。カエルあり、鳥の頭あり、鳥の足の瓜あり。日本で食べる中華がず〜っと美味しいです。
最後に接客が最も驚いた所です。お店に入って笑顔で迎えられる事はまずありません。先に書きました子連れ販売もしかりですが、店員さん一人のお店なのにビーチチェアの様なものに寝そべって熟睡している人、豆菓子をパクパク食べながら話す人、料理をドスンドスン乱暴に置く人、等々日本では考えられない行動ばかりです。「いらしゃいませ」「ありがとうございます」らしき言葉もありませんでした。添乗員曰く、人口の多い中国ではリピーターを育てるという概念は全くないそうですから、数々の接客の様子もうなずけます。慎ましさ、遠慮、謙虚、感謝等日本の人と文化がとても素晴らしく思えました。
さて4月に入りジューシーオレンジの販売がスタートしました。毎年この時期を心待ちにワクワクしながら待っている方が多い、シーズン最後の柑橘です。この瑞々しさは半端ではありません。私も1日1玉机の上をビショビショにしていただいています。
昨日3期生が農家さんを訪問していただいてきたジューシーオレンジです。